家庭菜園といえばトマト。
トマト育ててますか。わき芽取りしてますか。自分で育てたトマトは、なぜこんなにおいしいのでしょう?
でも、トマトが食べころになると割れてしまったり、すぐに育ってすぐに枯れてしまったりで悩んでいませんか?
一歩進んだ技術を探している、向上心豊かなそんなあなたに、奥義『花房直下一葉残し』を。
おいしいトマトをたくさん食べましょう。
トマトの育て方
家庭菜園入門として名高いトマト。その育て方は簡単です。
- 棒を立てます。
- 苗を植えます。
- たまに誘引します。
- たまにわき芽を取ります。
畑作り、土作り、たまに肥料やり、草むしりという大変な作業があることは内緒です。
花房直下一葉残しの方法
名前の通りで覚えやすいです。
わき芽の中で、花房の1つ下のわき芽だけ、取らずに残します。
そのわき芽が育つと、2手に分かれるので、1葉の方を残してもう片方を取りのぞきます。このとき茎を5ミリくらい残すのがミソです。
残した葉が大きくなると、その葉の根元からまたわき芽が出てきます。
そのわき芽が大きくなったら、また1葉の方を残してもう片方を取ります。
これをすべての花房の1つ下のわき芽で行います。
花房直下一葉残しのメリット
- 根が増えて、水分調整が良くなる
- 実が割れにくくなる
- 枯れにくくなる
ようは、トマトが元気になり、うれしくなります。
摘芯後の2周目
枯れにくくなるので、摘芯するまで育った後に、2周目に入れます。
方法は、摘芯するくらいまで大きく育ったら、一葉残ししている1番下のわき芽を一葉残しをやめて、そのまま育てるだけです。
あとは、たまに誘引し、たまに花房直下一葉残しするだけです。
秋になり、寒くなるまで花が咲き、収穫できるようになります。
マリーゴールドを植えよう
急になぜマリーゴールド!?
ちょっと寂しいので、お花がほしいなと思ったのですが、そんなときに思い出したのがコンパニオンプランツです。
コンパニオンプランツとは、野菜などといっしょに植えると害虫を遠ざけたり生育を助けてくれたりする、相性の良い植物のことで、マリーゴールドは万能コンパニオンプランツなのです。
最近は、トマトの株の間にマリーゴールドを植えています。
まとめ:花房直下一葉残し
花房直下一葉残し。
それは、わき芽取りの一歩先を行く、トマトを元気に育てるための奥義。
気持ちは、わき芽を探して取っていたあの頃と変わらず、花房直下のわき芽を見つけて一葉を残すだけ。
おいしいトマトを食べるため、家族においしいトマトをたくさん食べてもらうため、日々精進していきましょう。
以上です。